なぜおひさま農園の工賃は高いのか?その秘密を公開!(前編)
コラム

なぜおひさま農園の工賃は高いのか?その秘密を公開!(前編)

2025-03-15T23:38:05村田 人士(むらた ひとし)

1. はじめに──工賃の違いはどこから生まれるのか?

1. はじめに──工賃の違いはどこから生まれるのか?

就労継続支援事業所では、事業所ごとに工賃に大きな差があります。「就労支援=低工賃が当たり前」というイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、おひさま農園では、工賃を高く設定する仕組みを整え、利用者がやりがいを感じながら安定して働ける環境を提供しています。

では、なぜおひさま農園の工賃は高くできるのか?その秘密を解説していきます。

2. おひさま農園の工賃が高い理由①──農業の強みを活かす仕組み

一般的な作業所と農業の違い

就労継続支援事業所では、利用者が働いた工賃は、事業所が生み出した収益の中から支払われます。つまり、事業所が十分な収益を上げなければ、利用者への工賃も上げることができません。そのため、単純な請負作業を中心とする事業所では、低単価の仕事が多くなりがちで、結果的に利用者の工賃が抑えられてしまう現状があります。

おひさま農園では、「農業」という強みを活かし、生産から販売までを一貫して行うことで高い収益性を確保し、工賃の向上につなげています。

代表自身が農家としての経験を活かす

おひさま農園の代表自身が農家であり、これまで白ねぎや露地野菜の生産に注力してきました。その経験を活かし、効率的な農業運営を実現しています。また、周囲の農家とのつながりも強く、地元の農家からのサポートを受けながら、お互いに助け合いながら高品質な野菜を生産しています。

直売や契約販売で安定した収益を確保

多くの就労支援事業所では、内職や単純作業が主な仕事になりやすく、外部からの請負単価が低いため、利用者に還元できる工賃も少なくなります。

一方、おひさま農園では「農業」という、生産から販売までを一貫して行える仕事を活かし、工賃アップを実現しています。

直売や契約販売で安定した収益を確保

おひさま農園では、地元のJAや地域の学校給食向けに野菜を安定供給しています。これにより、市場価格に左右されることなく、安定した収益を確保することが可能です。その結果、利用者の工賃に還元しやすくなっています。

農業の魅力と可能性

農業は、天候や季節に左右される面がある一方で、地域の需要に応じた計画的な生産が可能です。また、栽培技術の向上や品種改良により、生産性を向上させながら利益を最大化できるという強みもあります。

3. おひさま農園の工賃が高い理由②──付加価値のある仕事を作る

地元のJAと提携し、給食用の野菜を安定供給

地域の給食センターや学校と連携し、安全で新鮮な野菜を安定的に供給しています。これにより、大口の契約を獲得し、売り上げの安定化を実現しています。

地域のブランド野菜の生産に取り組む

ただ野菜を作るだけでなく、地域のブランド野菜の生産に力を入れることで、付加価値を高めています。これにより、市場価格よりも高い価値を持たせることができ、工賃アップにつながっています。

農業の魅力を伝える活動

おひさま農園では、地域の人々と協力しながら、農業の大切さや面白さを伝える活動も行っています。例えば、地元の小学生向けに農業体験イベントを実施したり、地元の飲食店とコラボして野菜の魅力を発信したりしています。

次回の後編では、おひさま農園の生産性向上の工夫や、機械化と人の手作業のバランス、さらに実際に働いている方々の声を詳しくご紹介します!

村田 人士

村田 人士

合同会社Izaya 代表。鈴鹿市を中心に障害福祉サービスの展開や、ITを活用した地域支援を行っています。「ほっこりナビ」を通じて、一人ひとりに合った「働く・住む」の選択肢を届けることを目指しています。

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