
今こそ一緒に農業を!高齢化する農業を支える新しい働き方(前編)
1. はじめに──あなたの力を農業に生かしてみませんか?
1. はじめに──あなたの力を農業に生かしてみませんか?
今、働かずにいる方や、今の仕事にやりがいを感じられない方へ。もし、毎日が単調でつまらないと感じているなら、一度農業に触れてみませんか?
私自身、社会や会社勤めが合わずに苦労した経験があります。学生時代は「これからの人生、どんな仕事が合うんだろう」と不安でいっぱいでした。いくつかの職場を転々としましたが、どこも自分には合わず、人間関係やプレッシャーで心が折れそうになることもありました。
「働くことって、こんなに苦しいものなのか?」
そんなとき、農業と出会いました。最初は半信半疑でしたが、土に触れ、汗を流しながら作物を育てるうちに、心が少しずつ軽くなっていくのを感じました。植物は何も急かさない。自分のペースで成長し、必要な分だけ手をかけてあげることで、実を結ぶ。その過程が、自分自身の生き方を見直すきっかけになりました。
ただ、私は農業を始めたとき、すごく楽しくて、気づけば夢中になり、休む暇もなくがむしゃらに働いていました。でも、それが苦痛だったことは一度もありませんでした。むしろ、ほど良い疲労感で夜ぐっすり眠れるようになり、生活リズムも整っていきました。
それに、普通に仕事をしているだけなのに、地域の農家の方から「若いのに頑張ってるね」と声をかけてもらえたことも、大きな励みになりました。そんな環境だったからこそ、私は農業を続けられたのだと思います。
おひさま農園は、就労継続支援B型事業所として、「働きたいけれど、一般企業での就労が難しい」と感じている方に向けて、農業を通じた新しい働き方を提供しています。
2. 就労継続支援B型とは?誰が対象になるのか?
おひさま農園は就労継続支援B型の福祉事業所です。これは、一般企業での雇用が難しい方が、支援を受けながら働くことができる制度です。
対象者
・企業での就労経験があるが、現在は働くことが難しい方
・身体・知的・精神障がいや発達障がいを持ち、一般就労が困難な方
・学校卒業後、すぐに一般就労が難しい方
・今すぐフルタイムで働くことに不安がある方
私もかつては「普通に働くのが当たり前」と思い込んでいました。でも、就労継続支援B型は違います。雇用契約を結ばず、自分のペースで働くことができるから、無理なく仕事を続けることができるのです。
「毎日フルタイムで働けるか不安」
「急に休んだら迷惑がかかるのでは」
そんな心配はいりません。
大切なのは、自分に合ったペースで、少しずつ前に進むことです。
3. おひさま農園の特徴──機械化が難しい作物に特化
① 手作業が求められる伝統野菜を育てる
おひさま農園では、機械化されにくい作物にこだわり、生産しています。
・三重なばななどの伝統野菜
・収穫や出荷に手間がかかる小品目の野菜
・品質を重視し、人の手で丁寧に扱う作物
最初は「野菜なんて育てたことないし、できるのかな」と不安かもしれません。でも、大丈夫です。最初は簡単な作業から始められますし、周りの仲間やスタッフがしっかりサポートします。
② 「農業の未来をつくる」ために自社生産にこだわる
おひさま農園では、他の農家の手伝いは行いません。なぜなら、私たちは「農業を未来につなげること」に全力を注いでいるからです。
・機械化が難しい作物を専門にし、独自の価値を生み出す
・生産から販売までを管理し、安定した収益を確保する
・農業の技術や想いを次世代へ受け継ぐ
農業は、ただ作物を育てるだけの仕事ではありません。
「自分には価値がある」
「誰かの役に立っている」
そんな実感を得られる仕事です。
私は、農業を通じて「働くことの意味」を見つけました。
今、少しでも「何かを変えたい」と思っているなら、ぜひ一度、おひさま農園を見に来てください。農業には、きっと新しい可能性が詰まっています。
村田 人士
合同会社Izaya 代表。鈴鹿市を中心に障害福祉サービスの展開や、ITを活用した地域支援を行っています。「ほっこりナビ」を通じて、一人ひとりに合った「働く・住む」の選択肢を届けることを目指しています。


