今こそ一緒に農業を!高齢化する農業を支える新しい働き方(前編)
コラム

今こそ一緒に農業を!高齢化する農業を支える新しい働き方(前編)

2025-03-16T14:42:06村田 人士(むらた ひとし)

1. はじめに──あなたの力を農業に生かしてみませんか?

1. はじめに──あなたの力を農業に生かしてみませんか?

今、働かずにいる方や、今の仕事にやりがいを感じられない方へ。もし、毎日が単調でつまらないと感じているなら、一度農業に触れてみませんか?

私自身、社会や会社勤めが合わずに苦労した経験があります。学生時代は「これからの人生、どんな仕事が合うんだろう」と不安でいっぱいでした。いくつかの職場を転々としましたが、どこも自分には合わず、人間関係やプレッシャーで心が折れそうになることもありました。

「働くことって、こんなに苦しいものなのか?」

そんなとき、農業と出会いました。最初は半信半疑でしたが、土に触れ、汗を流しながら作物を育てるうちに、心が少しずつ軽くなっていくのを感じました。植物は何も急かさない。自分のペースで成長し、必要な分だけ手をかけてあげることで、実を結ぶ。その過程が、自分自身の生き方を見直すきっかけになりました。

ただ、私は農業を始めたとき、すごく楽しくて、気づけば夢中になり、休む暇もなくがむしゃらに働いていました。でも、それが苦痛だったことは一度もありませんでした。むしろ、ほど良い疲労感で夜ぐっすり眠れるようになり、生活リズムも整っていきました。

それに、普通に仕事をしているだけなのに、地域の農家の方から「若いのに頑張ってるね」と声をかけてもらえたことも、大きな励みになりました。そんな環境だったからこそ、私は農業を続けられたのだと思います。

おひさま農園は、就労継続支援B型事業所として、「働きたいけれど、一般企業での就労が難しい」と感じている方に向けて、農業を通じた新しい働き方を提供しています。

2. 就労継続支援B型とは?誰が対象になるのか?

おひさま農園は就労継続支援B型の福祉事業所です。これは、一般企業での雇用が難しい方が、支援を受けながら働くことができる制度です。

対象者

・企業での就労経験があるが、現在は働くことが難しい方

・身体・知的・精神障がいや発達障がいを持ち、一般就労が困難な方

・学校卒業後、すぐに一般就労が難しい方

・今すぐフルタイムで働くことに不安がある方

私もかつては「普通に働くのが当たり前」と思い込んでいました。でも、就労継続支援B型は違います。雇用契約を結ばず、自分のペースで働くことができるから、無理なく仕事を続けることができるのです。

「毎日フルタイムで働けるか不安」

「急に休んだら迷惑がかかるのでは」

そんな心配はいりません。

大切なのは、自分に合ったペースで、少しずつ前に進むことです。

3. おひさま農園の特徴──機械化が難しい作物に特化

① 手作業が求められる伝統野菜を育てる

おひさま農園では、機械化されにくい作物にこだわり、生産しています。

・三重なばななどの伝統野菜

・収穫や出荷に手間がかかる小品目の野菜

・品質を重視し、人の手で丁寧に扱う作物

最初は「野菜なんて育てたことないし、できるのかな」と不安かもしれません。でも、大丈夫です。最初は簡単な作業から始められますし、周りの仲間やスタッフがしっかりサポートします。

② 「農業の未来をつくる」ために自社生産にこだわる

おひさま農園では、他の農家の手伝いは行いません。なぜなら、私たちは「農業を未来につなげること」に全力を注いでいるからです。

・機械化が難しい作物を専門にし、独自の価値を生み出す

・生産から販売までを管理し、安定した収益を確保する

・農業の技術や想いを次世代へ受け継ぐ

農業は、ただ作物を育てるだけの仕事ではありません。

「自分には価値がある」

「誰かの役に立っている」

そんな実感を得られる仕事です。

私は、農業を通じて「働くことの意味」を見つけました。

今、少しでも「何かを変えたい」と思っているなら、ぜひ一度、おひさま農園を見に来てください。農業には、きっと新しい可能性が詰まっています。

村田 人士

村田 人士

合同会社Izaya 代表。鈴鹿市を中心に障害福祉サービスの展開や、ITを活用した地域支援を行っています。「ほっこりナビ」を通じて、一人ひとりに合った「働く・住む」の選択肢を届けることを目指しています。

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