
📚発達障害がテーマのおすすめ漫画5選|福祉現場の視点で読むリアルと共感📚
発達障害という言葉が、少しずつ社会に浸透してきた今。
発達障害という言葉が、少しずつ社会に浸透してきた今。
“わかりやすく、感情に響く”入り口として、漫画はとても強いメディアです。
今回は、福祉の現場で働く視点から
「これはリアルに刺さる」「支援のヒントになる」と感じた、発達障害を描いた漫画を5つご紹介します。
① 光とともに…~自閉症児を抱えて~(戸部けいこ)
テーマ:自閉スペクトラム症(ASD)

自閉症の子を育てる母親と、周囲の人たちの葛藤と成長を描いた作品。
教育現場・家庭・支援者との関係がリアルに描かれていて、福祉職のバイブル的存在。
福祉職コメント:
「支援に正解はない」と感じさせられる作品。家族への寄り添い方を学び直せる一冊です。
② うちの子は字が書けない(時田ひさ子)
テーマ:学習障害(LD)

書字障害を持つ子どもと母親の、奮闘と模索の記録。
「学校での評価がすべてじゃない」と、支援者にも親にも響くメッセージが詰まっています。
福祉職コメント:
学校では気づかれにくい苦手さを、どう支えるか。家庭の理解や環境の大切さが伝わります。
③ リエゾン -こどものこころ診療所-(ヨンチャン/竹村優作)
テーマ:発達障害全般(ASD・ADHD・LD など)

小児精神科医と新人ケースワーカーが、子どもたちと向き合うリアルな現場ストーリー。
当事者だけでなく、親や学校、医療・福祉など多方面の支援の在り方も描かれている。
福祉職コメント:
現場の悩みやジレンマに「わかる…!」と共感する場面が多い。支援者にぜひ読んでほしい一冊です。
④ 忘却バッテリー(みかわ絵子)
テーマ:ASD傾向のキャラ描写あり

高校野球を舞台にした青春スポーツ漫画。明確に診断名は出てこないけれど、
他者との距離感や発言の仕方に“あ、これ特性っぽいな”と感じるキャラが登場します。
福祉職コメント:
特性を「個性」として描いてくれてる感じが心地いい。誰も否定されない世界観が好きです。
⑤ うつヌケ(田中圭一)
テーマ:メンタルヘルス・二次障害

「うつを抜けた人」の体験談を集めたノンフィクションコミック。
発達障害の二次障害として、うつを抱える人の話も多く含まれていて、気づきが多い一冊。
福祉職コメント:
回復までの過程が丁寧。「あのとき、こうしてくれたのが助かった」が詰まってます。
おわりに
「発達障害」はひとくくりにできないし、支援にも“正解”はありません。
でも、漫画というフィルターを通して見えてくるものはたくさんあります。
自分と違う特性に“共感”する力を育てること。
それは福祉だけでなく、すべての人間関係を豊かにする第一歩かもしれません。
村田 人士
合同会社Izaya 代表。鈴鹿市を中心に障害福祉サービスの展開や、ITを活用した地域支援を行っています。「ほっこりナビ」を通じて、一人ひとりに合った「働く・住む」の選択肢を届けることを目指しています。


