私には、昔からずっと好きなことがあります。それは、電気製品のコードやアンテナなどを「つなぐ」ことなんです。なぜそんなことが好きなんだろうって、自分でも不思議に思うことがありました。でも、そのルーツを辿
私には、昔からずっと好きなことがあります。それは、電気製品のコードやアンテナなどを「つなぐ」ことなんです。なぜそんなことが好きなんだろうって、自分でも不思議に思うことがありました。でも、そのルーツを辿ると、亡くなった母の存在が見えてくるんです。
実は、母の実家は電気屋さんでした。小さい頃から、家にはたくさんの電気製品があって、それが当たり前の風景でしたね。そして、母もよく、電気製品をつないでいる姿を目にしていました。
特に印象的だったのは、アンテナや接続端子をつないでいる母の姿です。なんだか、専門的で難しそうに見えるのに、母はてきぱきとこなしていました。私はその様子をじっと見ていて、「これはこうするんだな」って、自分なりに覚えていったんです。手伝った記憶はあまりないのですが、母の真剣な背中から、たくさんのことを学ばせてもらいました。
そして今、その時に覚えた接続端子やアンテナのつなぎ方が、私の得意なこととして役立っています。自宅でテレビの配線を変えたり、ちょっとした不具合を直したり、時には家族や友人の困りごとを手伝ってあげたりすることもあります。
複雑な配線がきちんと繋がり、電気が通って、ちゃんと動いた時の「よし、できた!」という達成感は、本当に嬉しいものです。あの瞬間があるから、「つなぐのが好き」という気持ちがどんどん大きくなるんだな、って実感しています。そうなんです、達成感がこの「好き」に繋がっているんです。
母が残してくれた、電気製品をつなぐという大切な技術。それは私にとって、単なるスキル以上のものです。母との温かい思い出が詰まった、かけがえのない宝物だと思っています。これからも、この「つなぐ」喜びを大切にしながら、色々なものを繋げていきたいですね。