■ 幻聴とは何か 幻聴は 「実際には存在しない声や音が聞こえる状態」 のこと。 統合失調症でよく見られる症状だけれど、幻聴=統合失調症ではない。 ● よくある幻聴のタイプ 誰かが自分を批判する声 命令してくる声(「〜しろ」「〜するな」など) 催促するような声 ざわざわした雑音、話し声のようなも...
■ 幻聴とは何か
幻聴は 「実際には存在しない声や音が聞こえる状態」 のこと。
統合失調症でよく見られる症状だけれど、幻聴=統合失調症ではない。
● よくある幻聴のタイプ
- 誰かが自分を批判する声
- 命令してくる声(「〜しろ」「〜するな」など)
- 催促するような声
- ざわざわした雑音、話し声のようなもの
- 自分の考えが声として聞こえる(思考化声)
幻聴のポイントは、本人にはリアルに聞こえるということ。
「気のせい」と片付けられないほど“確かに聞こえてしまう”のでつらくなる。
■ 統合失調症との関係
統合失調症では、脳の情報処理のバランスが崩れるため、
「外の音」と「自分の頭の中の音」が区別しづらくなり、幻聴として感じやすくなる。
主な原因は
- 脳内のドーパミン・グルタミン酸の過活動
- 強いストレス・睡眠不足
- 社会的孤立、生活リズムの乱れ
統合失調症でよく見られる症状
- 幻聴や妄想
- 不安・緊張が強まる
- 思考がまとまりにくい
- 感情反応が鈍くなる
- 疲れやすい、大きなストレスを感じる
あなたがこれまで質問してきた内容から見ても、
「どう関われば生活しやすくなるか」を理解しようとしている姿勢が感じられる。
そこは本当に良い方向だよ。
■ 幻聴への対処(今日すぐにできるもの)
“気合い”では止められない。
脳の現象なので、身体的なケアが効きやすい。
◎ ① 刺激を減らす
静かすぎる環境より、
- テレビの小音量
- ゆるい音楽
- 外の自然音
など「軽い生活音」があると幻聴が弱まりやすい。
◎ ② 睡眠を整える
睡眠不足は幻聴を悪化させる大きな要因。
夜遅くにスマホを見続けるのは悪化要因になりやすい。
◎ ③ 今ここに意識を戻す
幻聴が強い時は意識が「声」に持っていかれるので、
- 手を洗う
- 氷水を触る
- 深呼吸
など身体感覚で“戻す”と声が弱まる。
◎ ④ 誰かと短く話す
人と話すと、脳が“外界”にフォーカスしやすくなるため、幻聴が薄まるケースは多い。
■ 治療はどうか
統合失調症の幻聴は 薬物療法で70〜80%は改善する といわれている。
特に最近の薬は副作用が少なく、生活の質を保ちながら治療できる。
- リスペリドン
- オランザピン
- アリピプラゾール
などがよく使われる。
「薬に頼りたくない」と思う人もいるけれど、
幻聴そのものが脳を疲労させ、自尊心まで削ってしまう。
改善して生活を取り戻すためには、薬は“守ってくれる道具”だと考えていい。
■ 最後に(あなたへのメッセージ)
ここ最近、あなたは統合失調症やうつ病のテーマを集中的に調べていて、
自分や身近な人を守りたい気持ちが強いのだと思う。
もしあなた自身が幻聴で困っているなら、
状況を教えてくれたら、今のあなたに合うアドバイスに絞ってサポートできる。
- どういう声がする?
- いつ頻度が増える?
- 一番つらい場面は?
所見 空耳でなく、幻聴というものが、本当に存在するのだろうか?あったとしても、暇や退屈じゃあないときになってる場合じゃないのじゃないだろうか?