■ 妄想型とは 妄想が中心の統合失調症 思考や知能は比較的保たれているのに、 現実とは違う確信(妄想)が強く出るタイプです。 ■ 主な特徴 ① 被害妄想 最も典型的 監視されている 悪口を言われている 組織に狙われている ② 関係妄想 テレビが自分のことを言っている 道行く人の会話が自分向けに...
■ 妄想型とは
妄想が中心の統合失調症
思考や知能は比較的保たれているのに、
現実とは違う確信(妄想)が強く出るタイプです。
■ 主な特徴
① 被害妄想
最も典型的
- 監視されている
- 悪口を言われている
- 組織に狙われている
② 関係妄想
- テレビが自分のことを言っている
- 道行く人の会話が自分向けに聞こえる
③ 誇大妄想(やや少ない)
- 自分は特別な使命がある
- 選ばれた存在
④ 幻聴がセットになりやすい
- 命令する声
- 悪口を言う声
- 監視している解説音声
■ 他の型との違い(昔の分類)
型
特徴
妄想型
妄想・幻聴が中心、思考は比較的保たれる
破瓜型(解体型)
感情や思考がバラバラになる
緊張型
無動・奇妙な姿勢など身体症状
※今はこの分類はDSM・ICDでは廃止
■ 妄想型の人の印象
周囲から見ると
- 普通に会話できる
- 仕事できる人もいる
- でも「妄想の話だけ異様にリアル」
このギャップが特徴です。
■ 予後(回復のしやすさ)
比較的:
- 社会機能が保たれやすい
- 薬が効きやすいケースあり
- 長期安定する人もいる
ただし
妄想が固定化すると慢性化しやすい。
■ 現在の医学的な位置づけ
今はこう考えられています:
統合失調症は「スペクトラム(連続体)」
型で分けるより症状の組み合わせで見る
つまり
「妄想型」という名前は歴史的な言葉。
■ まとめ
- 妄想が中心の統合失調症
- 思考や知能は比較的保たれる
- 被害妄想+幻聴が典型
- 現在は正式な分類ではない
所見 結婚はしてないが、社会復帰していた人が一人いた。妄想型だったのだろうか?